今年もお教室が終わり、気忙しい年の瀬にさしかかりました。それでもクリスマスまでのわずかな間はホッとする穏やかな時間が流れています。
来年は干支で言えば酉年、そこでタペストリーの制作は少し休憩して干支の小物を作って見ることにしました。鳥はこれまで小鳥のポーチを作ったことがあるのですが鶏は今回が初めてです。本物の鶏を見かけることがないので細かいところはよくわからないのですが本や写真で見る鶏を参考にして型紙をおこします。
鶏の特徴はやはり鶏冠(とさか)でしょうか?作品では「らしく」見せるために誇張して少し大きめの鶏冠にしました。
おかげでカットした布を並べると自信はないのですが何となくそれらしく見えるような気がします。また鶏冠の色は赤がふつーなのですが今回はあえて水色の布にして変化を楽しみます。
ボディを縫い手芸綿をつめると鶏の胴体が出来上がりました。
あと手羽と尾羽に足をつければ完成です。でもこの胴体だけを見ていると少しもらしくないので本当に鶏になるのか心配です。
いろいろ試してやっと鶏が出来上がりました。尾羽は毛糸で挑戦と思っていたのですがどうも始末が悪そうなので急遽チェーンステッチで表現することにしました。また目もボタンという手があったのですが少し工夫して「鶏の目」を意識してアップリケに刺繍を刺しました。おかげで愛らしい表情になりました。
新しい年がこんな可愛い鶏さんが似合う穏やかな一年でありますように!
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マルセル (木曜日, 22 12月 2016 13:07)
きゃあ~鶏さんが元気に歩いてますね!口元?(嘴元?)がとても優しげです。2017年、いい年間違いなし!!ですね。鶏のイメージの赤をあえてフォーカルポイントからはずして、さりげな~く羽にちらばっているところがとっても気に入りました!素敵な作品を来年もどうぞ、たくさんたくさん見せてください!!!
キルトはうすFu布 (木曜日, 22 12月 2016 21:59)
マルセルさん コメントありがとうございます。
鶏冠はあえて青色にして目立つようにしました。でもさすがに嘴は黄色を外せなくてバナナのプリントの布を使ってしまいました。完成した作品を見るとそれが結構マッチしてバランスがとれたように思います。
布遊びも色々挑戦してみると楽しいですね。