ギャラリーを整理するために以前の作品展の写真を引っ張り出してみました。懐かしいシーンが一杯です。
この写真は第一回目の作品展風景です。 私自身が作品展を主催するのはその時が初めてで、今から考えると企画するに当たって何をすべきなのかがよくわかっていなかったのかも知れません。 10年近くも前のことですがとりあえず材料豊富なクリスマスに照準をあわせ無我夢中で準備したのを思い出しました。
生徒さんの作品の写真を見るとそれがいつの時期の誰の作品なのか即座に思い出されます。よく 「 一つの作品は作者自身の日記帳の様である。 」 等と言いますが私にとっても負けず劣らず思い出深いものなのです。
古くからの生徒さんの作品を最近のものと見比べると上達の跡がよくわかります。ピースワークの仕上がりやキルティング等すごく美しくなっている。・・ また作品のデザインやパターン等についてもアドバイスを差し引いても確実にレベルが上がっているように思います。
個々の作品を振り返るのも楽しいけれど、個々の作品展の様子を見るのはもっと楽しい。何と言ってもお教室の一大イベントですもの。
クリスマスカラーで冬を表現し、春色で花のイメージを膨らませ、秋色は鮮やかさとシックさで決める。そして夏真っ盛りをハワイアンで演出する。時々ミスマッチもあるけれどそれもまた楽しい。・・・ テーマの異なる作品展を見ていくと
とても興味深いものがあります。
「お教室の原点は布遊びを楽しむこと」、でもこういった作品展を企画するのも大きな励みになるし何よりも大切な思い出作りになりますね。
ところでお教室では次の作品展に向けて皆さんタペストリー作りで大わらわです。
果たして次の作品展はどのようなイメージでまとめ上げるのか? これまでは春夏秋冬にかかるテーマで比較的スムーズに演出することができたのですがそれらが一巡した今、次の一歩を踏み出すのは非常に悩ましいところです。
とはいうものの作品を手掛ける段階で既にある程度の骨子は出来上がっているのですが。
次の作品展は2016年の春を予定しています。これまでの作品展に負けない素晴らしい企画を考えてまいりたいと思っています。
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赤鼻のトナカイ (木曜日, 27 11月 2014 09:42)
とても素敵な展覧会だったのですね!もっと早く始めればよかった~などとおもってしまいました。クリスマスのタペストリーで挑戦したい作品を発見しました。HPにアップされる作品は、出版されている本よりも身近ですし、立体的に分かるのでとても参考になります。
キルトはうすFu布 (木曜日, 27 11月 2014 17:56)
赤鼻のトナカイさん コメント有難うございました。
興味を持っていただいた作品てどの作品なんだろう?興味津々です。ご紹介している作品は生徒さんの力作が中心なのでより身近に感じていただけるのかも知れませんね。頑張って挑戦していただいて今度は赤鼻のトナカイさんの作品をぜひHPでご紹介させてくださいね。楽しみにしていま~す。