朝から四条界隈にお出かけしたところ、大変な賑わいです。そう言えば今日は7月12日で祇園祭の鉾の引き初めです。
午後2時をまわって鉾町の一角を覗いてみたら菊水鉾の引き初めが行われるところでした。巡行当日と違って引き初めだけは一般の女性や子供でも引くことが出来るというので早速参加させてもらいました。
たくさんの人が引くので巨大な鉾も意外とスムーズに動きました。とてもいい経験をさせていただきました。
祇園祭と呼ばれるお祭りは全国に沢山あるそうです。私は京都の祇園祭以外大津祭りや亀岡祭りしか見たことがありません。でもスケールからすると京都の祇園祭は間違いなくそれらを代表するお祭りの一つだろうと思います。
ところで引き初めに参加させてもらった菊水鉾は古いものは兵火で焼失してしまって現存の鉾は昭和に再興されたのだそうです。懸装品は昭和のものだそうですが立派な図柄ですよね。
よく見るとこの胴かけの下の方には蝶々が描かれています。まるでキルトのモチーフみたい。
今日は時間がないので残念ですが、他の鉾や山の豪華な懸装品も一度ゆっくりと見物してみたいものです。
こちらは長刀鉾の引き初めです。後ろから追っかけているのですが人混みでなかなか近づけず前に回ることが出来ません。おそらく沢山の人が引いているのだろうな。
長刀鉾はいつも巡行の先頭にたち現在でも唯一生き稚児がのります。また各種懸装品も歴史ある豪華絢爛なものなので特に人気が高いのかも知れません。
そしてデパートのウィンドウを飾る模型の鉾です。結構大きな縮尺で迫力があります。
よく見ると船鉾は何だか水陸両用車みたいで異色ですね。
こんなのを見ているといよいよお祭りに行きたくなりました。でも当日はお稽古日だし・・。 そうだ宵山に行ってみようと。
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